去る1月29日、NHK番組改変を巡る控訴審判決が言い渡されました。判決はNHKの番組制作・放送について「憲法で保障された編集の権限を濫用し、又は逸脱したもの」「放送番組編集の自由の範囲内のものであると主張することは到底できない」と認定。バウネットが主張してきた「期待権」の侵害と「説明義務」違反を認め、NHKの責任は最も重いとしつつ、番組制作に関わったNHKエンタープライズ21と番組制作会社ドキュメンタリー・ジャパン三者の共同不法行為を認定し、200万円の賠償支払いを命じました。しかし、高裁判決について「政治介入は認定されなかった」などと歪曲して報道するメディアもあり、さらなる報道被害が広がっています。シンポジウムではこうした判決報道の問題を明らかにし、この画期的判決を様々な角度から読み解きます。多くの皆様の参加をお待ちしております。
日時:2月25日(日)午後1:00~5:00(開場 午後0:30)
会場:主婦会館プラザエフB2 クラルテ
※交通 JR・東京メトロ四谷駅 麹町口徒歩1分
資料代:1000円
プログラム
○原告挨拶 東海林路得子
○第一部 高裁判決報道を検証する
・メディアは判決をどう報道したか? 板垣竜太(メキキネット)
・「政治圧力は認められなかった」報道について 飯田正剛弁護士
○第二部 シンポジウム 「高裁判決を読み解く」
・「編集の自由」に制約を与えた「特段の事情」 大沼和子弁護士
・「慰安婦」問題への政治圧力はどう裁かれたか 西野瑠美子(原告)
・「言論弾圧」の視点から 斉藤貴男(ジャーナリスト)
・「放送の自律」の視点から 小玉美意子(武蔵大学社会学部教授)
・「編集の自由」の視点から 桂敬一(立正大学文学部講師)
・当事者から見た判決 坂上香(元ドキュメンタリー・ジャパンディレクター)
主催:「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(VAWW-NETジャパン)
連絡先:TEL & FAX 03-3818-5903
vaww-net-japan@jca.apc.org--VAWW-NET ジャパン事務局
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戦争と女性への暴力日本ネットワーク
(VAWW-NET Japan)Violence against Women in War-Network Japan
112-0003 東京都文京区文京春日郵便局留
TEL/FAX 03-3818-5903
E-mail vaww-net-japan@jca.apc.org
Poste Restante, Bunkyo-Kasuga Post Office, Bunkyo-ku, Tokyo 112-0003 JAPAN
TEL/FAX +81-3-3818-5903
http://www.jca.apc.org/vaww-net-japan/
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Wednesday, February 14, 2007
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